冬のキャンプで、チェアやコットの冷たさに悩まされていませんか?
HONEYCOMB AEROGEL SEAT と HONEYCOMB AEROGEL MAT は
極寒のアウトドアでも温かく快適な時間を過ごせるよう、
最新のテクノロジーを集結させた防寒ギアです。
この2つのアイテムに共通する機能は、 断熱・発熱・難燃・撥水 の4つ。
これから、極寒キャンプにふさわしい各機能について詳しくご説明します。
【断熱 -AEROGEL-】
HONEYCOMB AEROGEL シリーズ 最大の特徴は、
商品名にもなっている断熱材 AEROGEL(エアロゲル) の採用です。
AEROGELは、地球上で最も軽い固体で、体積の90%以上が空気で構成されていると言われています。その多孔質構造により、空気の対流がほとんど発生せず、熱伝導率が極めて低いという特徴を持ちます。このため、素材自体が "真空断熱材" のように断熱効果を発揮します。
さらに、NASAの宇宙服や火星探査機にも採用されている素材 と言えば、その凄さが伝わるのではないでしょうか。
実際の実験動画をご覧いただくと、より分かりやすいと思います。
熱した鉄板の上に、
・エアロゲル(1mm厚)
・通常の中綿(10mm、15mm、25mm)
を並べ、その上に氷を置いて溶けるスピードを比較。
結果は一目瞭然。
たった1mmの厚さで、しっかりと断熱効果を発揮するのがエアロゲルの特徴です。
【発熱 -FLARE-】
FLARE(フレア) は、弊社が独自開発した発熱中綿 です。
この中綿は、ナノポリマーポリエステル短繊維を使用。
太陽光や人体から発せられる赤外線に反応し、光エネルギーを熱エネルギーに変換して発熱する新しい素材です。
さらに、糸に直接ナノポリマーを練り込んでいるため、
機能が半永久的に持続 します。
以下の写真の通り、AEROGELの断熱シートをFLAREでサンドイッチしたものを中綿として製品に使用しています。
これにより、断熱と発熱の両方の効果を実現しています。
≪FLARE + AEROGEL≫と≪通常の中綿≫でどの程度、温度に差が出るのかを検査機関でテストしたデータが以下の画像です。
こちらは試験方法
温度差の表、1が≪FLARE+ AEROGEL≫ 2が≪通常の中綿≫
上の表を落とし込んだグラフ
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FLARE + AEROGEL
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通常の中綿
レフランプを10分間照射した結果、
最大6.1℃の温度差 が生まれていることが確認できます。
もちろん温度が高い方が≪FLARE+AEROGEL≫です。
【難燃 -FIRE RETARDANT-】
AEROGEL + FLAREの高機能中綿を包む表地 には、
アメリカの難燃性基準 "CPAI-84" をクリアする難燃加工が施されています。
CPAI-84の基準 は、
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引火後4秒以内に自然消火
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燃焼距離が255mm以内
というものですが、本製品の検査結果は以下の通り
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引火後0秒で自然消火
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燃焼距離78mm
いずれの値も合格基準を大きく上回るものでした。
これは、火の粉が付着しても燃え広がらない ということを意味します。
焚火のそばでも安心して使用できる素材です。
【撥水 -WATER REPELLENT-】
表地には撥水加工 も施しました。
検査機関の撥水性試験(JIS L 1092)では、1〜5級評価のうち、上から2番目の4級 を獲得。
写真の通り、水が玉のように弾かれる ので、雨やシェルター内の結露が垂れてきても安心して使用できます。
極寒キャンプを少しでも快適に
チェア・コットは、キャンプ中に使っている時間が長いアイテムの代表ではないでしょうか。そして必ず体が触れているアイテムでもあります。
そんなアイテムに快適さを追求するのは、私たちの中では自然の流れでした。
なんとなく腰が寒いな…
という気持ちで焚火していてもテンションが上がりません。
背中が寒くて眠れない…
なんて状況は死活問題です。
不便なキャンプでも機能素材を駆使して、
少しでも快適に過ごしていただければという思いから
HONEYCOMB AEROGEL シリーズは誕生しました。
是非、極寒キャンプに取り入れて頂き、違いを体感してください。