「キャンプは好きだけど、最近ちょっとマンネリ気味…」
「新しいアクティビティを取り入れて、もっと特別な体験をしてみたい」
そんな方にとって、キャンプ&カヤック は新たな楽しみ方の一つになります。カヤックがあれば、普段のキャンプでは行けない秘境にアクセスできたり、水上でゆったりとチルタイムを過ごせたりと、これまでとは違うアウトドアの魅力に出会えます。
本記事では、キャンプ&カヤックの楽しみ方や必要な装備、安全対策まで、はじめての方でも分かりやすく解説します。
キャンプ&カヤックって何?
キャンプ&カヤックとは
カヤックを取り入れたキャンプスタイルです。基本的には湖のあるキャンプ場で行い、キャンプの合間にカヤックを楽しむ形が一般的です。朝の静かな湖面を漕いだり、昼間に水上散策をしたりと、キャンプの時間に自然をさらに満喫できるのが魅力です。カヤックがあれば、徒歩では行けない対岸や入り江にアクセスできるため、プライベートな空間でのキャンプも可能になります。
どんな人におすすめ?
キャンプ&カヤックは、キャンプの楽しみをさらに広げたいヘビーキャンパーに特におすすめです。すでにキャンプに慣れている人が、新しい体験を求めて始めるケースが多く、自然の中でのアクティビティをより充実させたい人に最適です。また、釣りや水上散策が好きな人にも人気があり、湖のキャンプ場を拠点にカヤックフィッシングを楽しむスタイルも増えています。カヤックを一度体験すると、その魅力にハマり、アウトドアの幅がさらに広がるでしょう。
キャンプ&カヤックの魅力
キャンプにカヤックを取り入れることでキャンプの楽しみ方が一段と広がります。水上での時間を楽しみながら、特別なアウトドア体験を味わいましょう。
キャンプの楽しみ方が増える
カヤックに乗ることで、徒歩や車では行けない場所にもアクセスできることや、湖や川の上でゆったりと過ごしたり、釣りや水上散策を楽しんだりと、キャンプの楽しみ方に新たな選択肢が加わります。
家族や愛犬、仲間との時間がより特別なものに
カヤックは1人だけでなく、複数人で一緒に漕ぐことで協力し合う楽しさを味わえるアクティビティです。ペースを合わせながら進むことで自然とコミュニケーションが生まれます。また家族や子供に加え、愛犬とも安全に搭乗できることも魅力の一つです。
新たな趣味との出会い
カヤックを体験すると、その魅力にハマる人も少なくありません。自然の中を進む爽快感、景色の移り変わりを楽しむ時間、波や風を読みながら自分のペースで進む感覚。最初はキャンプのアクティビティの一環として始めたカヤックが、次第に「もっと遠くまで行ってみたい」「違うフィールドで漕いでみたい」と、新たな趣味へと発展することも。カヤックがあれば、キャンプの楽しみ方だけでなく、アウトドアの世界そのものが広がっていきます。
キャンプ&カヤックでできること
キャンプ&カヤックではご自身のスタイルに合った様々な楽しみ方ができます。
カヤックツーリング
湖や川をゆっくりと巡りながら、自然の景観を満喫するのがカヤックツーリングです。騒音の少ない水辺では、鳥のさえずりや風の音が心地よく、癒し効果も抜群です。初心者の場合は、流れの緩やかな湖や湾内からスタートしてみるとハードルが低く、カヤックの操作になじみやすいでしょう。慣れてきたら、やや広い範囲を移動して景色の変化を楽しむことができます。ペースを自分で調整しやすいのも魅力です。
カヤックフィッシング
釣りが好きな方にとっては、カヤックフィッシングがおすすめです。陸からは届かない沖合の好ポイントに移動できるため、水面との距離が近く魚との駆け引きがよりエキサイティングになります。釣り好きな方には、通常のキャンプフィッシング以上の体験になること間違いなしです。
水上でのチル体験
カヤックは、のんびりと浮かんで自然を満喫するのにも最適な乗り物です。風が穏やかな早朝や夕暮れ時に水上でリラックスして過ごせば、日常の疲れが一気に癒されます。パドルを置いてただ漂うだけでも、まわりの空気感が変わっていくのを感じられるでしょう。水上でのコーヒータイムや、友人と語らうなど自分なりのチル体験を楽しんで頂けます。
カヤックの種類
カヤックにはさまざまな種類があり、用途や環境によって適したモデルが異なります。キャンプでの使用を考える場合、持ち運びやすさや汎用性が重要なポイントになります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った一艇を選びましょう。
①フォールディングカヤック(折りたたみ式)
軽量でコンパクトに収納でき、湖・川・海沿岸まで幅広く対応。キャンプ先での持ち運びがしやすく、初心者でも扱いやすい。ツーリングにも適しており、キャンプと最も相性の良いカヤック。
②インフレータブルカヤック(空気注入式)
空気を入れて膨らませるタイプ。持ち運びが簡単で初心者向き。湖や穏やかな川に適しているが、風や波には弱い。
③シットオンカヤック
開放的なデザインで乗り降りがしやすく、レジャーや釣り向け。安定感があり、湖・海沿岸・穏やかな川で楽しめるが、長距離移動には不向き。
④リバーカヤック
急流やホワイトウォーター専用。機敏な操作が可能だが、湖や海での直進性は低く、ツーリングには向かない。
⑤シーカヤック
海や長距離ツーリング向け。直進性が高く波や風に強いが、大型で持ち運びが大変。キャンプ用途には扱いにくい。
キャンプに最適なカヤックは?
携帯性・汎用性・操作性のバランスが取れたフォールディングカヤックがベスト。湖や川はもちろん、海沿いでも活躍し、初心者でも安心して楽しめる。キャンプの幅を広げる一艇として最適です。
安全を確保するための必須装備
カヤックを安全に楽しむためには、適切な装備を揃えることが欠かせません。水上では状況が変わりやすいため、基本となる装備をしっかり準備し、万が一のトラブルにも対応できるよう備えておきましょう。
ライフジャケット
水上では予期せぬトラブルが起こるため、ライフジャケットは必須装備です。浮力がしっかり確保され、動きやすいものを選びましょう。体型に合ったサイズを選び、常に着用することで安全性を高められます。
パドル
カヤックをスムーズに操作するために、軽量で扱いやすいパドルを選ぶことが重要です。長時間の使用でも疲れにくいカーボンやファイバーグラス製のパドルが快適で、初心者には丈夫なアルミ製も選択肢になります。流されないようにパドルリーシュをつけておくと安心です。
防水ウェア
カヤックは常に水に触れるため、濡れても快適に過ごせる服装が必要です。夏はラッシュガードや速乾性のあるウェア、冬はウェットスーツやドライスーツを着用し、防寒対策も忘れずに。風や水しぶきから体温を奪われないように、レイヤリングを工夫しましょう。
安全対策アイテム
万が一のトラブルに備え、ホイッスルや防水ライトを携帯しましょう。暗くなったときに周囲に自分の存在を知らせるのに役立ちます。また、簡易的なファーストエイドキットを持っておくと、怪我の応急処置が可能です。
全国のキャンプ&カヤックおすすめスポット
【北海道・東北エリア】
<ちとせ美笛キャンプ場(北海道)>
支笏湖の透明度抜群の湖畔に位置し、カヤックで眺める周囲の山々は絶景です。夏は水温も比較的温かく、初心者でも安心。キャンプサイトは木々に囲まれ、レンタルカヤックも充実しています。
HP:https://www.shikotuko.jp/
住所:北海道千歳市美笛
<田沢湖キャンプ場(秋田県)>
日本一の深さを誇る田沢湖でのカヤック体験が魅力です。エメラルドブルーの湖面を進む爽快感を味わえます。キャンプ場は湖畔に隣接し、近くには温泉施設もあります。秋の紅葉シーズンは特に人気です。
HP:https://tazawako.net/tazawako/
住所:秋田県仙北市田沢湖田沢春山152
<天神浜オートキャンプ(福島県)>
猪苗代湖に面した開放的なキャンプ場で、磐梯山を望む景観が魅力的。カヤックをしながら雄大な磐梯山を眺められ、サイトは広々として、水質の良い湖でのカヤック体験は初心者からベテランまで楽しめます。
HP:http://tenjinhama.com/
住所:福島県耶麻郡猪苗代町中小松 四百刈
【関東エリア】
<オートキャンパーズエリアならまた(群馬県)>
利根川の清流と豊かな自然に囲まれたキャンプ場。カヤックやカヌー、ラフティングなどの水上アクティビティが充実しています。また水量が安定しており、初心者でも安心。広々としたオートサイトは設備も整っています。
HP:https://norn.co.jp/camp/
住所:群馬県利根郡みなかみ町藤原6322−2
<芦ノ湖キャンプ村 レイクサイドヴィラ(神奈川県)>
箱根の芦ノ湖でのカヤック体験ができる絶好のロケーション。湖畔からは富士山も望め、水面が穏やかなため初心者にも最適。キャンプ場内のコテージやバンガローも充実しています。
HP:https://campmura.com/
住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根164
<本栖レークサイドキャンプ場(山梨県)>
富士五湖の一つ、本栖湖に面したキャンプ場。透明度の高い湖水でのカヤックは湖底まで見える特別な体験ができます。晴れた日には湖面に映る逆さ富士も楽しめます。サイトは湖畔に近く、朝霧の立ち込める景色も魅力的です。
HP:https://motosulakeside.com/
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町本栖大久保19
【関西エリア】
<白浜荘オートキャンプ場(滋賀県)>
琵琶湖西岸に位置し、湖畔へのアクセスが抜群のキャンプ場。琵琶湖でのカヤックは湖の広大さを実感でき、湖岸の自然環境も豊かです。キャンプサイトは木陰も多く夏場でも快適に過ごせます。
HP:https://www.biwako-camp.net/
住所:滋賀県高島市安曇川町下小川2300
<六ツ矢崎浜オートキャンプ場(滋賀県)>
琵琶湖に直接アクセスできる立地が魅力なキャンプ場。波が穏やかな入り江になっているため、カヤック初心者でも安心です。夕暮れ時には湖上から眺める夕日が絶景。サイトは広々として湖畔での時間を満喫できます。
HP:https://takashima-kanko.jp/spot/mutsuyazakihama.html
住所:滋賀県 高島市新旭町 深溝六ツ矢崎浜園地
<FRONT110(和歌山県)>
太平洋に面した絶好のロケーションを誇るキャンプ場。海でのカヤックは湖とは異なる醍醐味があります。透明度の高い海域では魚の群れも観察でき、海からの潮風を感じながらのキャンプは特別な体験になります。
HP:https://susamifront.com/
住所:和歌山県西牟婁郡すさみ町周参見4581-14
【九州・沖縄エリア】
<長崎鼻ビーチリゾート(大分県)>
瀬戸内海を望む絶景ポイントに位置するビーチリゾート。穏やかな内海は初心者のカヤック練習に最適。キャンプサイトからビーチへのアクセスも良く、朝日と共に目覚めてすぐにカヤックを楽しめます。
HP:https://nagasakibana-beach.com/
住所:大分県豊後高田市見目4080−1
<和水江田川カヌー・キャンプ場(熊本県)>
清流江田川でのカヤック体験ができる自然豊かなキャンプ場。川の流れは穏やかで家族連れにも安心。オートサイトは川に近く、せせらぎの音を聞きながらのキャンプができます。地元の新鮮な食材を使ったバーベキューも楽しめます。
HP:https://nagomicamp.com/
住所:熊本県玉名郡和水町江田460
<福地川海浜公園(沖縄県)>
沖縄本島東海岸に位置し、美しいサンゴ礁の海を望むキャンプ場。透明度抜群の海でのカヤックでサンゴ礁や熱帯魚を間近で観察できます。キャンプ場からは日の出も見られ、沖縄ならではの亜熱帯の自然を満喫できるスポットです。
HP:https://fukujipark.com/
住所:沖縄県国頭郡 東村川田334
キャンプ&カヤックに取り組む際の注意点
キャンプ&カヤックでは、水難事故や天候不良など、陸上キャンプよりリスクが高い場合があります。だからこそ、事前の安全対策が欠かせません。出特に初心者や慣れない場所でのキャンプでは、備えが多いほど安全度が高まるため、キャンプ&カヤックを行う前には下記内容をチェックしましょう。
カヤックの点検
船体のヒビや亀裂、空気漏れがないかなど、出発前に必ず点検を行いましょう。特にインフレータブルカヤックは空気圧チェックが欠かせません。パドルやシートがしっかり固定されているか、接合部のネジが緩んでいないかなど、細かい部分も漏れなく確認します。予備のパドルや修理道具を用意しておくと、万が一の破損や紛失にも対応できるので安心です。
天候や環境の確認
天候は水面の状況と直結しているため、こまめに予報をチェックし、不安定な気候が予想される場合は無理をしないことが大切です。台風シーズンや大雨の後などは川の水位が急上昇するケースもあり、流れが急になったり漂流物が多くなったりします。キャンプ場や自治体が発信する情報やアドバイスも確認し、安全を最優先にした行動を心がけましょう。
FOLBOT TACTIKAL FOLDING KAYAKのご紹介
キャンプ&カヤックをより快適に楽しむなら、FOLBOT TACTICAL FOLDING KAYAKがおすすめです。FOLBOTは長い歴史を持つ老舗カヤックブランドをリブランディングし、現代のアウトドアスタイルに合ったカヤックを展開しています。ブランドの再出発から4年、多くのヘビーキャンパーの支持を受けています。
FOLBOTがキャンパーに選ばれる理由
TACTICAL FOLDING KAYAKは、多くのキャンパーに選ばれてきました。
持ち運びが簡単
TACTICAL FOLDING KAYAKは名の通り、折り畳みが可能な「フォールディングカヤック」です。専用の車載キャリアが不要なため、キャンプギアと一緒に運搬できるのが魅力です。また現地で短時間で組み立てられるため、キャンプの合間に手軽にカヤックを楽しめます。
自然に溶け込むタクティカルデザイン
ミリタリーライクなカラーリングを採用しており、湖畔や森の中でも自然と馴染むデザイン。視界に溶け込むことで、周囲の景観を邪魔せず、アウトドアの世界観を崩さないのも特徴です。道具の見た目にもこだわるキャンパーにとって、スタイリッシュなギアとしての魅力も備えています。
操作性の高さ
軽量かつ剛性の高いフレーム構造を採用しているため、安定感がありながらも操作性に優れた設定となります。そのため初めてカヤックを利用する方でも、購入からすぐに楽しんでいただくことが可能です。
複数人で乗船可能
2人乗り対応のため、友人や家族、愛犬などキャンプに来ている方と一緒に楽しめるのも魅力です。また別売りの「KIDS SEAT for TACTICAL FOLDING KAYAK」を利用することで大人2人+子供1人で乗艇可能になります。
KAYAK 関連製品の紹介
FOLBOTではTACTICAL FOLDING KAYAKをより快適に楽しむために、KAYAK関連製品を販売しております。
TACTICAL PADDLEシリーズ – 操作性を向上させる高性能パドル
カヤックの操作性を左右するパドルは、軽さと剛性のバランスが重要です。FOLBOTでは、用途に応じた2種類のパドルを展開しています。
TACTICAL CARBON PADDLE 2P

軽量で剛性の高いカーボン素材を使用し、長時間の使用でも疲れにくい仕様。スムーズな漕ぎ出しと優れた推進力を実現し、ツーリングやロングパドリングを快適にします。
https://folbot.jp/products/tactical-carbon-paddle-2p
TACTICAL AL PADDLE 2P

耐久性に優れたアルミ製パドル。コストパフォーマンスが高く、初めてのカヤックにも最適。扱いやすく、カヤック初心者でも安心して使用できます。
https://folbot.jp/products/tactical-al-paddle-2p
TACTICAL FLOATING DEVICE

水辺での安全確保に欠かせないライフジャケット。FOLBOTでは、キャンプでも映えるスタイリッシュなデザインと機能性を両立したモデルを展開しています。
・TACTICAL FLOATING DEVICE(大人用):https://folbot.jp/products/tactical-floating-device
・TACTICAL FLOATING DEVICE FOR KIDS(子供用):https://folbot.jp/products/tactical-floating-device-for-kids
・TFD FOR DOG(愛犬用):https://folbot.jp/products/tfd-for-dog
TACTICAL DUFFLE BAG

カヤック本体やキャンプギアの収納に活躍する大容量ダッフルバッグ。TACTICAL FOLDING KAYAKの持ち運びにも対応し、キャンプとの相性も抜群です。2025/3/19現在セール中につき、特別価格にてご購入が可能です。
https://folbot.jp/products/tactical-duffle-bag
おわりに
キャンプ&カヤックは、アウトドアの魅力をさらに広げる新しいスタイルです。水上という特別な空間で過ごすことで、キャンプの楽しみ方が一段と広がり、自然との一体感をより深く味わうことができます。
また、FOLBOTのTACTICAL FOLDING KAYAKは。初めての方でも安心して楽しめるだけでなく、長く愛用できる品質とデザインを兼ね備えています。
ぜひ、カヤック&キャンプに挑戦し、これまでとは違うアウトドア体験を楽しんでみてください。新たなフィールドに漕ぎ出し、より自由なアウトドアの世界を満喫しましょう。