【Making Voice】コンパクト新型カヤック「WATER ARMOR」〜日常に遊びと刺激を。デザイナー&生産者へインタビュー~

【Making Voice】コンパクト新型カヤック「WATER ARMOR」〜日常に遊びと刺激を。デザイナー&生産者へインタビュー~


「FOLBOT」の待望の新型モデル2つ目「WATER ARMOR」。


フジタカヌーの定評ある「ALPINA-1 310」のフレームをベースに、LIGHT & COMPACTをテーマに開発したシリーズ最小・最軽量のフォールディングカヤックです。


機能面とデザイン面の特徴について、フジタカヌーの藤田さんと、FOLBOTのデザイナーのお二人に詳しく伺いました。

 

 

【機能面】「水上のマウンテンバイク」としての圧倒的な機動力

 

―今回「WATER ARMOR」はフジタカヌーさんの「ALPINA-1 310」のフレームをベースに制作していただきましたが、その特徴は何でしょうか?

 

藤田さん:はい、やはり「最小」かつ「最軽量」であることだと思います。

 

全長は310cm。

 

幅と深さは「TACTICAL FOLDING KAYAK」と同じ設計ですが、長さはリブフレームを1本分抜いて短くしたようなサイズ感ですね。

 


―実際に持ってみると、カヤックとは思えないほど軽いですね。

 

藤田さん:そうでしょう?重量はたったの11.5kgしかありません。

 

デザイナー:それ、FOLBOTのSUPの最大モデル(VERSATILE SUP)と同じくらいの重さですよ。 

 

 

―持ち運びもラクになりますね。

 

デザイナー:収納バッグの幅も約75cmと、「TACTICAL FOLDING KAYAK」の収納バッグ幅約100cmと比較して、25cmもコンパクトになったんですよ。


重量11.5kgでこのサイズ感なら、電車やバスといった公共交通機関での移動もしやすくなると思いますね。

 

 

―コンパクトになった分、組み立て時間も短くなりますか?

 

 

藤田さん:フレームの数が少ないので、慣れてしまえば10分もかからないと思いますよ。
 

 

 

―あっという間ですね!それだけコンパクトになると、容積や耐荷重はどのくらいでしょう?

 

藤田さん:基本は「大人1人+荷物」の想定で、耐荷重は約100㎏ですかね。

 

小学校低学年くらいまでの小さなお子さんなら、前にシートを付けて親子2人で漕ぐこともできますよ。

 

 

 

ー想像よりも荷物を載せられそうでした!乗り心地としてはどんな特徴がありますか?

 

藤田さん:船底のロッカー(反り)をかなりきつくつけているので、回転性が高いですよ。

 

だから見た目通りにくるくると回ったり、小回りが利いてて面白く漕げます(笑)

 

最初は操作に少し慣れが必要かもしれませんけど、しっかり漕げるようになれば、面白くなる船だと思います。

 

直進性やスピードを求めるなら「別の船にしてください」とはっきり言っていますが。

 

入り組んだ水域や流れのある場所で、船を自在に操る楽しさを味わうならコレですね。

 


ーなるほど。どんな人にオススメですか?

 

藤田さん:そうですね、すでにオールラウンドカヤックを持っている方の「2艇目」だったり、「子ども用」として選ばれることもありますね。

 

本格的なツーリングだとちょっと物足りないかもしれないですが、

「近くの湖畔や川で気軽に遊びたい」とか「釣りで小回り利かせたい」と思っている方にオススメしたいですね。

 

電車で線路沿いを流れている川に行って、「1駅分だけ流しながら釣りをする」なんて使い方も聞いたことありますよ。

 

あとは「面白く遊びたい」気持ちが強い人(笑)

 

静岡県浜松市の天竜区にある気田川(けたがわ)で310のモデルで一回乗ったことあるんだけど、結構川がこちょこちょと入り組んでて、漕ぎあがりめっちゃしんどかったけど面白かったよ~(笑)

 

とにかくそんな自由なスタイルで、この「遊びの道具」を使い倒してほしいですね。

 

【デザイン面】“防弾ベスト”を纏う、機能美の追求

 

 

―「WATER ARMOR」というネーミングはどんな意味なんでしょう?

 

デザイナー:「WATER ARMOR」は直訳すると、「水の鎧(よろい)」です。

やっぱりFOLBOTといえばタクティカルなデザイン要素がほしいなと思っているんで。

 

 

―そういう意味だったんですね!デザインも鎧をイメージしているんでしょうか?

 

デザイナー:そうですね、この6角形のデッキパッドは、実は米軍の防弾ベスト(ボディーアーマー)のシルエットをモチーフにして作ってみました。

 

「WATER ARMOR」らしさが出せた部分かなと思います。

 


―このデッキパッドにもモールシステムが採用されていますね。

 

デザイナー:はい、防弾ベストのようにモールシステムとベルクロのディテールを取り入れました。

 

やっぱり機能面ももちろん必要ですし、ワッペン貼ってカスタマイズできる楽しさも欲しいからね。

 

あとは今回「FOLBOT」ロゴを前方のデッキパッドにプリントしました。

 

 

―ノーズの方にもサークルロゴが入ってますね。

 

 

デザイナー:ええ、入れました。

 

あと新型カヤックの「SNIPER」と同様に、サイドにもプリントを入れました。

 

左サイドが「FOLBOT」ロゴで、右サイドに品番とコードネームを。

 

目立たせたいからね(笑)

 


ーコーミングには、モールシステムのディテールが入ってますよね?


デザイナー:そうなんですよ、「TACTICAL FOLDING KAYAK」を使ってみて、

前方側のコーミングにモールシステムを付けたら、パドリングの邪魔にもならないし、

カップホルダーなどのアクセサリーを付けるのに便利かなと思いまして今回採用してみました。

 

 

ー実用性にもこだわったデザインですね。カラー展開は1色ですか?

 

デザイナー:はい、「コンパス・ゴーストグレー」。一色のみです。

 

 

ーかっこいいですね。

 

デザイナー: でしょ?

 

ーインタビューを通して

 

「WATER ARMOR」はコンパクトでありながらも、実用性を兼ね備え、「遊び心」を具現化したカヤックのように思いました。

 

日常に遊びと刺激を、WATER ARMOR。

 


【PICKUP】WATER ARMORの特徴


圧倒的な軽さ: 11.5kgという、サップ並みの軽量ボディ。

クイック設営: 10分以内の組み立てで、日常の隙間時間に水上へ。

ミリタリー・デザイン: 防弾ベスト着想のパッドと、改良されたモールシステム。

抜群の小回り: 強いロッカー形状による高い旋回性能。

自由なスタイル: 電車移動の釣行や、親子での水遊び、2艇目のサブ機として。

 

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