カヤック・SUPを楽しめるスポット紹介企画、第4弾。今回はあの大阪定番観光スポット「道頓堀」をクルージングしてきました。
東横堀川を南下し、道頓堀川をクルージング、最終目的地は道頓堀にある「戎橋(えびすばし)」を目指すルートです。
本記事の最後にルート地図も掲載しておりますので、詳細はそちらをご確認ください。
最寄り駅の大阪メトロ堺筋本町駅を出て徒歩5分、日本シティサップ協会等が運営する「β本町橋」という施設が出発地点です。
車の場合は、駐車場はないため、周囲の有料駐車場を利用します。徒歩1分程度のところにもあります。
今回は日本シティサップ協会が提供する「テコテン〜手こぎ天国~」というプランを利用しました。
朝6時30分〜9時までの間、自由に東横堀川〜道頓堀川をクルージングできます。
前日19時までに予約、利用料金は税込み1100円です。SUPのレンタルも税込み2200円で可能です。
ただし、このプランは自己管理可能なカヌー・カヤック・サップといった手こぎボートの経験者であることが条件とされています。
その理由は、必ず9時までに出発地点に戻ってくる必要があるためです。
水門が9時に開くと観光船などの船が往来するようになり、安全上の理由から時間厳守が求められています。
6時30分ちょうどに出艇できるよう、5時30分頃から施設の前で準備を開始。
一般通路でもあるため、通行人に注意しながら組み立てていきます。
今回は山梨のアウトドアショップ「STANDARD point」オーナーの長田さん、愛知のアウトドアショップ「Camp Shop Lantern」オーナーの富田さんも参加してくれました。
通路の前にある桟橋からいよいよ出発。早朝クルージングの始まりです。
FOLBOTのサップ2艇、カヤック3艇で向かいます。
川の流れはほとんどなく、この日は風も強くなかったので漕ぎやすかったです。
ただし、途中に立ち寄れる場所やトイレがないため、出発前に済ませておきます。
東横堀川を南へと向かう一行。高速道路の高架下をひたすらこぎ続けます。
少し暗い道でも、冒険感がありワクワクしました。
普段あまり見ることのない橋の下の構造など、細かな発見も楽しさの一つです
地図上ではそんなに時間がかからないように見えますが、目的地の道頓堀「戎橋」までは片道約45分。
たくさん撮影もしたいので、やや急ぎます。
分岐もない一本道を、約30分ほど漕ぎ進めると、右に曲がる地点へ到達、ここから先が道頓堀川になります。
ついに観光地っぽい雰囲気の場所にでてきました。
道行く人に手を振ってもらいながらさらに進んでいきます。
スカイツリーやみなとみらいのクルージングの時も感じましたが、普段は橋の上から見下ろす景色を、水面から見上げるという非日常的な視点で楽しむことができました。
目的地の戎橋に到着!定番の撮影スポットグリコを水面から眺めることができ、感無量。
お決まりのポーズでパシャリ。早朝の時間帯なので、観光客も多くはなく、撮影を存分に楽しみました。
満喫した一行は、時間内に戻れるように来た道を引き返します。
水門が開く前の時間帯のため他の船もなく、まさに歩行者天国ならぬ「手漕ぎ天国」。ちょっとした贅沢感を味わえました。
無事に8時45分頃帰着。
9時までに水から上がれば、その後の時間制限は特にないので、しっかりと洗浄して片付けを進めます。水道やブラシを借りることができるのでとても助かりました。
ちなみに施設には多目的トイレ・更衣室・シャワー等が完備されています。
シティサップ協会とは別の団体が提供するレストラン&カフェも併設されていました。
片付けを終えてもまだ午前10時。早朝クルージングならではの魅力です。
一行も荷物を車に置いた後、大阪の街観光を楽しみに行きました。
都会ならではの景観と大阪定番観光スポットを水上から眺めることができる大阪道頓堀クルージング。
時間制限があるため少し上級者向けスポットではありますが、大阪ならではの非日常・特別感溢れる水上アクティビティとなりました。
≪ルート地図≫
≪出艇場所≫
≪推しポイント≫
車でも電車でもアクセス良好
大迫力のグリコや大観覧車
早朝の大阪の街を独り占め気分
利用施設の設備が充実
≪注意ポイント≫
事前予約必須
「テコテン~手漕ぎ天国~」プランはカヤック・サップ経験者のみ
利用時間厳守
≪近隣のおすすめスポット≫
*執筆のタイミングでの情報となります。必ずご自身で最新の情報をチェックして、ルールを守って楽しく遊びましょう!